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傷ついたウミネコ

ウミネコ


管理人ユウタです
一ヶ月くらい前、シギチで賑やかだった一色干潟で、釣り糸が絡まったウミネコを保護しました。

夕暮れどき、そろそろ帰ろうかという頃、

ユコが「ちょっと来て」
というので、珍鳥でもいるのかと思ったのですが、指差す先にはウミネコが。
どうしたん?聞くと、様子がおかしいという。確かに、『何か』おかしい。
落ち着きがないし、近づいてもぜんぜん逃げないし。

双眼鏡でよく見ると、クチバシに釣り糸のテグスが絡まっていた。



ウミネコ

海では、こういう事がしばしばある事は知っていたが、実際遭遇したのは初めて。
落ち着きなく見えたのは、クチバシに絡まった透明のテグスを必死で取ろうとしてもがいていたのだった。
クチバシが開かない=エサが食えない=死

どうしたら助けられるのか、分からなかったので、地元のベテランバーダーSさんに電話をかけた。
幸い電話はすぐつながって、状況をざっと説明すると、「簡単に捕まえられるくらいに弱っていたら保護して、そうでないなら深追いすると却って体力を消耗させてまずい。もし捕まえられたらまた連絡して」とのこと。知り合いの獣医さんにも連絡しておいてくれるという。なんて頼もしい!

車にコンテナを積んでいたので、それをニワトリのカゴみたいに上からかぶせた。飛べなくなっていたので、簡単だった。
もう一度Sさんに連絡すると、すぐに駆けつけて下さって、鳥を診てくれた。
すぐにその場で釣り糸を取る作業が始まった。僕はウミネコを鳩のように脇からワシッというかんじで押さえ、Sさんが糸をハサミで切る。
ひとまずクチバシの糸を取って、口の中を見た。糸が中まで入っていれば、針を飲み込んで内臓にささっているケースが多いらしい・・・

「口の中は大丈夫だね」
よかった。とりあえず。続いて、羽に絡まっていた糸も取った。どこにどう絡まっているのか、分かりにくい。夕暮れどきというのもあったが、テグスというのは本当に見えにくい。これでは鳥が気づかないで絡まるのも無理はない。

はたして飛べるか?
手をはなして軽く空にほおってやると、少しだけふわりと飛びながら横に移動し、堤防のコンクリの上に、しっかり両足で着地した。
弱りすぎていると、このときコテッとこけたりするそうなので、安心した。
向かい風(海)の方向に向かって、立っている。これは、飛ぶ気がある証拠なのだそう。

間もなく、海に向かって彼は飛んでいった。良かったね。
そしてSさん、ありがとうございました。

しかし、嫌な思いは残り、気分は晴れなかった。
今回はたまたま見つかったから良かったものの、おそらく、人目のつかない所では、沢山の野鳥や野生動物が、このように人が無責任に放置したゴミで命を落としているに違いない。
釣り針つきのテグスはそのゴミの中でも、最も危険度の高いものの一つだと思う。

釣り人を敵視しているわけではない。しかしゴミ拾いなんかもしていて気づくのだが、ここ一色干潟では、釣り人によるゴミの放置があまりに多い。が、バードウォッチャーの中にもそういう輩はいるらしいので、趣味の問題ではなく、人の問題だと思っている。

でも、一つだけ、何とか趣味の違う人に頭を下げてお願いするとしたら、釣り針とテグスだけは持ち帰って下さい。それだけで、無駄に苦しんで死なずに済む者がいるんです。
根がかりで切れちゃったとかは故意でなく、ほんとにしゃあないのかも知れませんが、持ち帰れるものは持ち帰って下さい。すみませんが、ご協力いただけませんか。


そういえばあのウミネコ元気かなあと、ふと思い出したので書いてみました。

テーマ:釣り
ジャンル:趣味・実用

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